
Y Combinator W26バッチのRamAIn、AI研究エンジニア募集を開始#
Y Combinator Winter 2026バッチに参加するRamAInが、企業向けの超高速コンピューター操作AIエージェント開発のためのAI/ML研究エンジニアの募集を開始した。同社はサンフランシスコを拠点とし、企業の反復的で手作業によるワークフローの自動化を目指している。
RamAInの事業内容と技術アプローチ#
RamAInは「世界最速のコンピューター使用エージェント」を企業向けに構築している。同社のAIエージェントは、レガシーシステム、デスクトップアプリケーション、Webポータルを人間と同様に操作するが、速度は10倍で、より高い信頼性を実現するとしている。
技術的には、マルチモーダルモデルを使用してUIレイアウト、スクリーンショット、DOM構造を理解し、複雑で現実世界のソフトウェア環境で確実に動作する高性能な推論・計画システムの構築に焦点を当てている。
創設者の背景と専門性#
同社は2025年に設立され、現在のチームサイズは4名となっている。創設者は以下の2名:
Shourya Vir Jain(CEO):マッキンゼー出身で、企業業務がレガシーシステムとの手動インタラクションにどれほど依存しているかを直接経験。FIDE評価のチェスプレイヤー(レーティング2118)で、16歳以下で世界トップ20にランクイン。以前にエンタープライズAI企業を構築し、6桁のARRまで成長させた実績を持つ。
Vansh Ramani(CTO):CMUでスケーラブルな機械学習と表現学習の研究に従事したAI研究者。ICLRやACSでの出版実績があり、最速のベクトル検索アルゴリズムの一つである「Panaroma」を開発し、後にMetaのFAISSにマージされた。
両名はIIT Delhiで出会い、大学を中退してAIネイティブな企業ワークフロー自動化の構築に取り組んでいる。
募集ポジションの詳細#
募集されているのは創設期のAI/ML研究エンジニアで、年俸$150K-$250K、株式0.30%-1.20%の条件となっている。このポジションでは以下の業務に従事する:
- 長期にわたるコンピューター使用エージェントの計画・推論アーキテクチャ設計
- UIレイアウト、スクリーンショット、DOM構造を理解するマルチモーダルモデルのトレーニング
- 複雑な現実世界のソフトウェアで動作する高速アクション選択システムの構築
- デプロイされたエージェントの信頼性、レイテンシー、堅牢性の向上
- 実験実行と本番環境への迅速な改善の展開
求められる人材像#
同社では、研究のみに留まらず、数週間以内にモデルの出荷、実際のワークフローでの実験実行、エンタープライズチームが使用する本番タスクの自動化に関わる人材を求めている。
応募者に期待される条件として、アイデアから実験、デプロイメントまで迅速に進める能力、実際のAIエージェントオーケストレーションシステムの構築経験、エージェントAI・推論システム・実験・自動化への関心、そして急速に発展する初期段階のスタートアップ環境で力を発揮できることが挙げられている。
まとめ#
RamAInは、企業の手作業業務を根本的に変革する可能性を持つAIエージェント技術の開発を進めており、Y Combinatorの支援を受けながら急速な成長を目指している。創設者の強固な技術的背景と実業経験を基に、AIネイティブなエンタープライズ自動化という新たなカテゴリーの定義を目指している。



