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Google Vids、Veo 3.1とLyriaモデルを統合しAIアバター機能を強化

著者
Alicia
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目次
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Google VidsにAI機能の大幅アップデート
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Googleがビデオ編集ツールVidsに大規模なAIアップデートを実施し、最新の動画・音声生成モデルを統合すると発表しました。新機能には操作可能なAIアバターや、YouTube への直接共有機能が含まれています。

Veo 3.1モデルの統合で動画生成が向上
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今回のアップデートの中核となるのがVeo 3.1モデルの統合です。このモデルは昨年後半にGeminiに最初に導入され、リアリズムと一貫性の大幅な改善を実現しています。Googleは映画制作者向けのツールとしてVeoを位置付けていますが、Vidsについては異なるアプローチを取っています。

Vidsでは、アニメーション付きパーティーフライヤー、ビジネス用プロモーション動画、動画グリーティングカードの作成などを想定した使用方法を提案しています。生成される動画は8秒間、720p解像度となっています。

利用制限と料金体系
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Vidsは無料で利用できますが、AIサブスクリプションなしでは動画生成数に制限があります:

  • 無料ユーザー:月10本の動画生成
  • AI Proサブスクライバー:月50本
  • AI Ultraプラン(個人・企業版):月1,000本

Lyria音楽生成モデルの統合
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Vidsには最近発表されたLyria音楽生成モデルも統合されています。最新バージョンでは歌詞の入力が不要で、希望する雰囲気を指定するだけで30秒または3分の楽曲を自動生成できます。動画同様、AIサブスクライバーにはより高い利用制限が適用されます。

一貫性を保つAIアバター機能
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生成AI システムでは一貫性が課題となりがちですが、GoogleはVidsでこの問題に対する解決策を提供しています。ツールには現在、リアルなものからカートゥーン調まで様々なプリセットAIアバターが用意されており、これらをビデオに追加できます。

これらのアバターは:

  • シーンごとに同じ外観と音声を維持
  • 外見のカスタマイズが可能
  • 指示に従って発話や行動を実行
  • 生成された動画内のオブジェクトとの相互作用が可能

利便性向上のための新機能
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GoogleはVidsの利用ハードルを下げるため、AI機能を使わないユーザー向けの改善も実施しています。

Chrome拡張機能
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新しいChrome拡張機能により、Vidsを開かずに画面やカメラからの録画が可能になりました。この拡張機能には全ての録画ツールが含まれ、録画した動画をVidsウェブサイトに送信して追加編集できます。

YouTube直接共有
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Vidsで作成した動画は、AI生成の有無に関わらず共有が容易になりました。従来のダウンロード後にYouTubeへアップロードする手順を踏まずに、Vids から直接Googleのストリーミングサイトに公開できます。エクスポートされた動画はデフォルトで非公開設定となり、後から共有設定を変更可能です。

まとめ
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Google VidsのAIアップデートは、動画コンテンツ制作の民主化を進める重要な一歩と言えます。Veo 3.1とLyriaの統合により、技術的な専門知識がなくても高品質な動画・音楽コンテンツの制作が可能になりました。特にAIアバター機能は、一貫性のあるキャラクターを使った動画制作を実現し、教育やマーケティング分野での活用が期待されます。

**筆者の見解:**これらの機能は、個人クリエイターから企業まで幅広いユーザーがプロフェッショナルレベルのコンテンツを手軽に制作できる環境を提供しており、コンテンツ制作業界に大きな変化をもたらす可能性があります。

全ての新機能は現在Vidsで利用可能となっています。

出典: Google Vids gets AI upgrade with Veo and Lyria models, directable AI avatars

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