
Apple Musicが値上げ——理由はライセンスコストの上昇#
2026年7月17日、Apple Musicの月額料金が米国で引き上げられた。Appleは音楽メディア「Music Business Worldwide」への声明において、値上げの理由として**「ライセンスコストの上昇」**を挙げている。
各プランの新旧価格(米国)#
今回の値上げによる具体的な料金変更は以下の通りだ。
| プラン | 旧価格(月額) | 新価格(月額) | 変更額 |
|---|---|---|---|
| 個人プラン | $10.99 | $11.99 | +$1.00 |
| ファミリープラン | $16.99 | $19.99 | +$3.00 |
| 学生プラン | $5.99 | $6.99 | +$1.00 |
ファミリープランの値上げ幅が3ドルと最も大きく、複数人でコストを分担しているユーザーへの影響が相対的に大きいと言えるだろう。
Apple Oneのファミリー・プレミアプランも値上げ#
Apple MusicだけでなくAppleの複合サブスクリプションサービス「Apple One」の一部プランも値上げの対象となっている。MacMagazineの報道によれば、米国における変更内容は以下の通りだ。
- ファミリープラン: 月額$27.95(従来比+$2)
- プレミアプラン: 月額$39.95(従来比+$2)
- 個人プラン: 月額$19.95(変更なし)
Apple Oneの個人プランは据え置きとなっており、影響を受けるのはファミリープランおよびプレミアプランの契約者となる。
値上げの背景と業界動向#
前回の値上げはいつだったか#
Apple Musicが前回値上げを実施したのは2022年10月のことで、その際はApple TV PlusおよびApple Oneも同時に値上げされていた。今回は約3年半ぶりの改定となる。
競合Spotifyも値上げ済み#
音楽ストリーミング市場全体を見渡すと、競合サービスであるSpotifyも米国でプレミアムプランを月額$11.99から$12.99へと値上げしている。業界全体でサブスクリプション料金の見直しが進んでいる状況だ。
英国・欧州でも値上げ#
Music Business Worldwideの報道によれば、英国およびヨーロッパでも価格が引き上げられており、他の国・地域にも値上げが波及しているとされている。ただし、各国の具体的な金額については詳細は元記事を参照のこと。
関連する動き#
AppleはAppleCare Plus(MacおよびiPad向け)のサブスクリプション料金についても値上げを検討しているとも報じられている。
注目ポイント:なぜこのニュースが重要か#
複数サービスへの波及: Apple Musicの値上げにとどまらず、Apple Oneのバンドルプランにも影響が及んでいる点は、Appleサービスを複数利用しているユーザーにとって注目すべき点だ。
業界トレンドとの一致: Spotifyをはじめとするストリーミングサービスがこぞって価格改定を行っており、ライセンスコストの上昇が業界全体の課題となっていることが伺える。
グローバルな影響: 米国・英国・欧州を超え、他の国・地域にも値上げが広がっているとされる点は、日本を含む世界中のユーザーにとって無視できない動向だ。
まとめ#
Apple Musicは米国において個人プラン・ファミリープラン・学生プランの全プランで値上げを実施した。Appleはその理由をライセンスコストの上昇としており、Apple Oneの一部プランも対象となっている。また、英国・欧州をはじめ他の国・地域でも値上げが確認されている。
筆者の見解: 音楽ストリーミング業界全体でコスト増が進む中、今後も各社のサブスクリプション料金の動向を引き続き注視していく必要があるだろう。特に複数のAppleサービスをまとめて契約しているApple Oneユーザーは、今回の変更内容を改めて確認しておくことをお勧めしたい。
出典: Apple Music is getting a price hike (The Verge, Jay Peters, 2026年7月17日)





