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Apple、全面刷新の「Siri AI」をWWDC 2026で発表

·5 分
著者
Alicia
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Appleが「Siri AI」を発表――AIアシスタントを全面刷新
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2026年6月8日に開催されたWWDC 2026において、Appleは「Siri AI」と呼ばれるSiriの完全新版、および次世代Apple Intelligenceの機能群を正式に発表しました。初代Apple IntelligenceとSiriのAI刷新計画が公開されてから約2年越しの本格的なアップデートとなります。


Siri AIの主な新機能・仕様
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「全く新しいSiri」とAppleが位置付ける理由
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AppleはSiri AIを「まったく新しいバージョンのSiri」と表現しており、従来版よりも会話能力と機能の幅が大きく向上したと説明しています。音声面では、話すペース・表現の豊かさ・アクセントをユーザーがカスタマイズできる、より表情豊かな声が採用されました。

また、システム全体にまたがってアクセス可能な設計となっており、画面上のコンテンツを読み取ったり、各種アプリと連携したりする能力を持ちます。AppleのSVPクレイグ・フェデリギ氏は「プライバシーをすべてのステップで考慮して設計した」と述べており、クエリはオンデバイス処理またはAppleの「Private Cloud Compute」を通じたクラウド処理のどちらかで行われます。

対応デバイスとアクセス方法
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Siri AIはiPhone・iPad・Mac・Apple Watch・Vision Proに対応して展開されます。各デバイスでのアクセス方法は以下の通りです。

  • iPhone: ダイナミックアイランドから下にスワイプする新方法が追加
  • Mac: Spotlightから起動可能
  • Vision Pro: 新しい「浮かぶオーブ」型のビジュアライゼーションを視線で見るだけで「Hey Siri」不要で会話開始

専用アプリと会話履歴の同期
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Siriは独自のアプリを取得しており、ChatGPT・Claude・Geminiといった既存のAIチャットアプリに近い外観のインターフェースを備えます。テキストと音声の両方で会話でき、過去の会話履歴が保存されます。履歴はiCloudと同期されるため、あるデバイスで始めた会話を別のデバイスでそのまま継続することが可能です。

Googleとの協業による新基盤モデル
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Siri AIはGoogleとの協業で構築された新しい「Apple Foundation Models」を基盤としています。これにより、アプリ内のコンテンツに基づく質問応答、カメラで撮影した画像内容に基づくアクション提案、メッセージ作成やカレンダー管理のサポートなどが可能になります。


写真・Safari・その他アプリのAI強化
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Photosアプリ
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PhotosアプリもAI画像編集機能が大幅に強化されました。不要な被写体を除去する改良版「Clean Up」、画像の端を生成AI技術で拡張する「Extend」ツール、そしてAppleのVision Pro向け空間写真技術を活用した「Spatial Reframing」が追加されます。Spatial Reframingでは、写真内の「カメラ」をドラッグして移動させることでアングルやフレーミングを変更できます。Appleによると、他社カメラで撮影した写真を含む、ライブラリ内のほぼすべての写真に対して機能するとのこと。AIで編集された写真には「SynthID」ウォーターマークが非表示で埋め込まれ、AI生成コンテンツであることが示されます。

Safariブラウザ
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SafariではApple Intelligenceによりタブをトピック別に自動整理する機能が追加されたほか、「Notify Me」ツールによってチケット販売開始や価格変更などのウェブサイト上の変更を自動検知できるようになります。さらに、Passwordsアプリと連携し、脆弱または侵害されたパスワードをユーザーに代わって自動的に更新する機能も追加されます。

その他
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  • Image Playground: テキストプロンプトからさまざまなアートスタイルで画像を生成する機能が向上。壁紙やContact Posterへの変換も簡単に。
  • Shortcuts: 自然言語のプロンプトだけで複雑なアプリ自動化を作成できるようになり、技術的な知識が不要に。

注目点:提供範囲の制限と背景
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Siri AIは本日より開発者向けにリリースされ、今年後半にパブリックベータが提供される予定です。ただし、いくつかの制限があります。

  • EU: iOSおよびiPadOSでは当初提供されない(他のプラットフォームは利用可能)
  • 中国: 規制上の問題から全面的に提供されない
  • 言語: 当初は英語のみ対応(今後「迅速に」拡大予定とAppleは述べている)
  • ハードウェア要件: 最も高度なオンデバイスAI機能は、iPhone AirおよびiPhone 17 Pro、M4チップ以上のiPad、M3以上のMacに限定。iPadとMacは加えて12GB以上のRAMが必要

Appleは2024年WWDC発表時の野心的なAI計画が実現できなかったことで、消費者を誤解させたとして集団訴訟で2億5000万ドルの和解に同意しています。こうした経緯もあり、今回のSiri AIの実現可能性と品質に業界の注目が集まっています。


まとめ
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AppleはWWDC 2026でSiriの全面刷新と、写真・Safari・Shortcutsにわたる幅広いAI機能の強化を発表しました。Googleとの協業という異例の形で基盤モデルを構築し、プライバシーへの配慮を前面に押し出した点が特徴です。

筆者の見解: ソース記事自体も「Gemini on AndroidやChatGPT・Claudeなどのサードパーティと同様の機能であり、Appleはまだ追いつこうとしているように見える」と指摘しています。EU・中国での提供制限や英語のみ対応という初期条件を踏まえると、今後の多言語展開と実際のパフォーマンスが評価の分かれ目になるでしょう。


出典: Apple announces Siri AI and its next generation of Apple Intelligence

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