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OpenAIがIPOへ秘密申請、AnthropicとのIPO競争が加速

·4 分
著者
Alicia
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OpenAI、IPOに向けた正式な第一歩を踏み出す
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OpenAIが2026年6月8日(米国時間)、米証券取引委員会(SEC)にForm S-1(上場申請書)を秘密裏に提出したと発表した。これはライバル企業Anthropicが同年6月1日に同様の秘密提出を行ってから、わずか1週間余りで追随した形だ。歴史上最も注目度の高いIPOのひとつが、実現に向けてまた一歩近づいた。


「秘密提出」とは何か?
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Form S-1は、米国で企業が株式を公開(IPO)する際にSECへ提出する登録申請書のことで、通常は経営幹部の報酬、事業リスク、詳細な財務情報などが一般に公開される。しかし今回のように**秘密提出(Confidential Submission)**を選択した場合、これらの情報は当面非公開のままとなる。投資家や市場関係者は、正式な公開申請が行われるまで詳細を確認できない。


AnthropicとOpenAI:バリュエーション競争の現状
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OpenAIとAnthropicは、IPO申請においても熾烈なライバル関係を展開している。直近の資金調達ラウンドの時点では、Anthropicがポストマネー評価額9,650億ドルで「世界で最も企業価値の高いスタートアップ」と称されており、OpenAIの直近評価額8,520億ドルを上回っている。

ただし、OpenAI側にはIPO推進をめぐる内部的な緊張も報告されている。CFOのSarah Friarを含む一部の幹部が、CEOのSam Altmanほどには急ピッチなIPO推進に積極的ではないとされている。その背景としてソース記事が挙げているのは、収益目標やユーザー成長数の未達、および膨大なコンピューティング費用の支払い能力への懸念だ。


コンピューティング投資計画の修正
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OpenAIはもともとコンピューティングインフラへの投資として1.4兆ドルという数字を掲げていたが、2026年2月にこの計画を修正。投資家に対しては、2030年までに6,000億ドルをコンピューティングに費やす計画であると伝えていると報じられている。当初の巨額数字についてはAltman CEO自身が公の場で問われた際、防御的な姿勢を見せたとも伝えられている。


SpaceX IPOとの比較、そしてxAI・Anthropicとの関係
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OpenAIのIPOが注目を集めるもうひとつの理由は、そのタイミングにある。Elon Musk傘下のSpaceXが2026年6月12日にIPOを予定しており、調達額は800億ドルで「史上最大のIPO」になる見込みとされている。OpenAIのデビューは、必然的にSpaceXと公に比較されることになる。

さらに、SpaceXはOpenAIの競合であるxAIを買収済みであり、加えてAnthropicとも契約を締結。AnthropicはSpaceXのデータセンターを利用するために年間150億ドルを支払う取り決めを結んでいるという。業界の勢力図は複雑に絡み合っている。

なお、ソース記事ではMusk対Altmanの裁判(Musk v. Altman)についても言及があるが、詳細は元記事を参照いただきたい。


まとめ
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OpenAIのS-1秘密提出は、同社の上場プロセスにおける正式な出発点となる出来事だ。Anthropicとの企業価値競争、内部での路線対立、SpaceXという巨大なIPOとの同時期デビュー——これらが複雑に絡み合うなか、AIの巨人OpenAIがどのような条件で公開市場に登場するかは、テック業界全体から注目されている。

筆者の見解: 秘密提出の段階ではまだ財務詳細が明らかでないため、OpenAIの実際の収益構造や投資家向けのリスク開示内容が公になった際に、初めてその本質的な評価が可能になる。今後の公開申請への移行タイミングが重要な注目点だ。


出典: OpenAI files for IPO, following Anthropic — The Verge(著者: Hayden Field, 2026年6月8日)

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