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Honor「Robot Phone」ジンバル内蔵スマホの実力とは?

·5 分
著者
Alicia
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ジンバルがスマホに内蔵される時代が来た
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Honorが「Robot Phone」を中国で発売した。本体背面からジンバルアームが展開し、メインカメラが搭載されるという異色の構造を持つこのスマートフォン。The Vergeのライターが約1時間の実機テストを行い、「慎重ながらも好印象」という評価を下している。


どんなスマートフォンなのか?
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「Robot Phone」は、通常のAndroidフラッグシップスマートフォンのボディ背面に、コンパクトなジンバルアームを内蔵した端末だ。ジンバルとは、カメラの揺れや振動を補正して映像を安定させる機械式スタビライザーのこと。通常は別売りの撮影機材として使われる。

Honorはこのジンバルを世界最小クラスと主張しており、折りたたんだ状態でも本体厚は9.6mm(カメラ部分除く)、重量は248gに達する。サムスンやHuaweiのトライフォールド端末に次ぐ大きさだという。

カメラスペック
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  • メインカメラ: 200メガピクセル、1/1.28インチ型センサー(ジンバルアームに搭載)
  • 望遠カメラ: 200メガピクセル ペリスコープ式
  • 超広角カメラ: 50メガピクセル

ジンバルを使わない通常時でも、メインカメラはそのまま機能する。ジンバルアームは専用プラスチックカバーで保護されており、使用時はカバーをスライドさせてから、ソフトウェアでアームを展開する仕組みだ。カバーを外さないと、ジンバルは起動しない安全設計になっている。

ジンバルの動作と機能
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3軸ジンバルは約360度の可動域を持ち、複数のトラッキングモードを搭載。FPV、スピンショット、超安定モード、人物・物体を認識する被写体追跡モードなどが利用できる。ビデオ通話中の追跡にも対応しているという。

操作は標準カメラアプリ内の仮想ジョイスティックで行う。物理ボタンはないため、専用ハードウェアと比較するとやや操作感は劣るとレビューでは指摘されているが、6.3インチのスマートフォン画面はDJI Osmo Pocketの小さなディスプレイよりも設定操作がしやすいとも述べられている。

映像制作向けの機能も充実しており、カメラメーカーのArriとの提携により、複数のシネマルック(映画風の色調)とArri独自のLogC3フォーマットでの録画も可能だ。パノラマ自撮りモードでは、ジンバルが自動回転して複数枚を撮影・合成する。

チップセットとその他スペック
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  • SoC: Qualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5
  • RAM: 最大16GB
  • ストレージ: 最大1TB
  • バッテリー: 7,060mAh シリコンカーボン電池

テストで明らかになった実力と課題
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約1時間のテストでは、動画の手ぶれ補正性能が今年発売のOsmo Pocket 4に僅かに劣る程度という印象だったと報告されている。サイズを考慮すれば、これは印象的な結果だとも評されている。

暗所での静止画撮影についても、テスト中に訪れた教会内で暗い室内とバックライトのステンドグラスを撮影した結果、良好なパフォーマンスを示したとのこと。大型センサーとジンバルによる追加の手ぶれ補正が相乗効果をもたらしている可能性がある、とレビューでは指摘されている。

一方で、数分間の連続録画で本体がかなり熱くなることも確認された。これはDJIのジンバルカメラでも同様の傾向があるという。


購入を躊躇う3つの理由
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  1. 販売地域の制限: 現在は中国のみでの発売。他国への展開予定はないとHonorは述べているが、将来的な変更の可能性は否定していない。

  2. 価格の高さ: 中国での販売価格は¥9,999(約1,480ドル相当)から。単体の高性能スマートフォンとOsmo Pocketを別々に購入するよりも大幅に高額となる。

  3. 耐久性への懸念: IP54等級の防塵・防水性能はジンバル収納時のみに適用される。ジンバル展開時は保護対象外となり、日常的に持ち歩くスマートフォンとして考えると、可動部品を持つ構造の耐久性やリペアコストは大きなリスクとなりうる。保証期間は1年間とされている。


まとめ
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Honorの「Robot Phone」は、スマートフォンにジンバルを内蔵するという野心的なアイデアを、予想以上の完成度で実現していることが今回のテストで示された。大型センサーとジンバルの組み合わせによる撮影体験は、特に動画撮影や暗所での静止画撮影において強みを発揮する。

ただし、中国限定販売・高価格・耐久性の不確かさという三つのハードルが、多くのユーザーにとって現実的な選択肢とはなりにくい状況だ。レビューでは、常にスマートフォンを携帯しながら安定した映像配信を行いたいライブ配信者など、特定のプロフェッショナルユーザーには価値があるかもしれないと指摘されている。

筆者の見解: 「ジンバル内蔵スマホ」というカテゴリは、現時点では超ニッチな存在だ。しかし、フォールダブル端末が登場した当初も同様の評価だったことを考えると、技術の成熟と価格の低下次第では、将来的に一般的な選択肢となる可能性も否定できない。今後の世代に期待したいカテゴリである。


出典: Honor’s Robot Phone is better than a gimbal in a phone has any right to be

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