X Corp、サードパーティツールに法的停止要求#
X Corp(旧Twitter運営会社)が、サードパーティサービスであるXCancelとNitterに対し、2026年8月24日付でC&D(Cease and Desist=停止・差し止め)レターを送付したことが明らかになりました。両サービスはそれぞれ公式サイト上で声明を発表し、現在サービスを停止・開発中断している状態です。
各サービスからの発表内容#
XCancel#
XCancelは公式サイトにて、2026年8月24日(月)午後8時(米国東部標準時)にX Corpからサービスの停止を求めるレターを受け取ったと発表しました。同サービスは現在、追って通知があるまでサービスを停止しており、運営者は現在法的なアドバイスを求めている段階です。詳細については現時点では共有できないとしています。なお、声明では「2年間の信頼に感謝する」という言葉が添えられており、XCancelが約2年間にわたって運営されてきたサービスであることがわかります。
Nitter#
Nitterも同様に、2026年8月24日付でX CorpからNitterの全インスタンスおよびプロジェクトのリポジトリの永久削除を求めるC&Dレターを受け取ったと発表しました。nitter.netは現在オフライン状態となっており、開発も一時停止しています。運営者は法的アドバイスを求めており、詳細についてのコメントは控えるとしています。声明では「過去7年間にわたってNitterを利用・ホスト・パッケージング・寄付・貢献してくれた全ての人々に感謝する」とのメッセージが記されており、Nitterが約7年間運営されてきたプロジェクトだったことがわかります。
C&Dレターとは?
Cease and Desist(停止・差し止め)レターとは、特定の行為を直ちに停止するよう要求する法的文書です。法的拘束力のある訴訟そのものではありませんが、法的措置の前段階として送付されることが多く、受け取った側は法的リスクを考慮して対応を迫られます。
なぜこのニュースが重要か#
Hacker Newsのコメント欄では、このニュースに対してユーザーから反応が寄せられています。あるユーザーは、「Twitterは以前に比べて閉鎖的になり、ログインしないとビデオも共有できない状態になっている。NitterやXCancelはそういった制限を回避するために利用していたが、それも使えなくなった」と述べており、これらのサードパーティツールが一般ユーザーにとって実用的な役割を担っていたことが伺えます。
また、別のコメントでは、ネットワーク効果(多くの人が使っているから使われ続けるという連鎖)がプラットフォームの代替を困難にしている点が指摘されており、既存の代替サービスがすでに存在するにもかかわらず普及しにくい現状についての議論もなされています。
まとめ#
X Corpが2026年8月24日に、XCancelとNitterの両サードパーティサービスに対してC&Dレターを送付したことが確認されました。両サービスはそれぞれ現在停止・オフライン状態であり、運営者は法的対応を検討中です。今後の動向については、両サービスの公式発表を待つ必要があります。詳細は元記事を参照してください。
筆者の見解: XCancelの約2年、Nitterの約7年という運営期間を考えると、多くのユーザーがこれらのツールに依存してきたことは明らかです。プラットフォーム側の閉鎖化とサードパーティツールの存在意義というテーマは、今後も継続して注目すべきトピックといえるでしょう。





