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DeepSeekの新ビジョンモデル「deepseek-v4-flash-vision-exp」とは?

·5 分
著者
Alicia
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目次
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DeepSeekがビジョン対応モデルを提供開始
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DeepSeekのAPIに、画像とテキストを同時に扱える新モデル「deepseek-v4-flash-vision-exp」が登場しました。このモデルを使うことで、画像の内容説明、スクリーンショットからのテキスト読み取り、グラフの分析など、さまざまなビジョンタスクをAPIから実行できます。


対応画像フォーマット
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サポートされる画像フォーマットは以下の4種類です。

  • JPEG
  • PNG
  • GIF
  • WebP

注目すべき点として、フォーマットの判別はファイル名やMIMEタイプではなく、ファイルの実際のコンテンツから行われます。拡張子に依存しない仕組みになっているため、ファイル名管理が不完全な場合でも正確に処理されます。


画像の送信方法:3つのアプローチ
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APIへの画像送信方法は3種類用意されており、いずれもOpenAI互換のChat Completions形式を使用します。base_urlhttps://api.deepseek.com です。

1. Base64エンコード(インライン埋め込み)
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画像をBase64形式にエンコードし、data: URLとしてリクエストに直接埋め込む方法です。ローカルファイルを扱う場合に最もシンプルな選択肢ですが、エンコードされたデータはリクエストボディの48 MiB制限にカウントされる点に注意が必要です。

2. 外部画像URL
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公開されている http(s) リンクを渡すと、モデルが自動的に画像をダウンロードします。この方法には以下の制約があります。

項目制限値
URLの最大文字数8,192文字
画像ファイルの最大サイズ32 MiB
ダウンロード完了までの制限時間60秒

URLが8,192文字を超える場合は、Base64のdata URLまたはFiles APIの利用が推奨されています。

3. Files APIを使ったファイル参照
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事前にFiles APIで画像をアップロードしておき、返却された file_idfile-api-... 形式)をリクエストで参照する方法です。同じ画像を複数のリクエストで再利用する場合や、画像サイズがインライン送信の上限を超える場合に最適です。Files API経由では、1枚あたり最大64 MiBの画像を扱えます。


詳細レベル(Detail Level)の設定
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image_url形式で画像を送信する場合、detailフィールドで処理精度を制御できます。

動作
low推論前に512×512へダウンスケール。細かい視覚情報が不要な場合に高速・低コスト
high元の画像を維持(originalと同等)
original元の画像を維持
auto自動選択(現時点ではoriginalと同等)

トークン使用量と画像サイズの関係
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画像はその寸法に基づいてトークンに変換され、テキストトークンと合算して課金されます。推論前に自動リサイズが行われる仕組みで、ルールは以下の通りです。

  • 総ピクセル数がおよそ384×384未満の画像:アスペクト比を保ちながらスケールアップ
  • それより大きい画像:総ピクセル数が800×800相当になるようスケールダウン

この仕組みにより、1枚あたりの最大トークン数は384トークンが上限となります。たとえば2,000×2,000の画像と5,000×5,000の画像は、リサイズ後のトークン消費量が同じになります。複数枚の画像を含むリクエストでは、各画像が独立して計算されます。


主な制限事項まとめ
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制限項目
リクエストボディサイズ上限48 MiB
Base64・外部URL経由の最大画像サイズ32 MiB
Files API(file_id)経由の最大画像サイズ64 MiB
1リクエストあたりの最大画像枚数600枚
外部URLの最大文字数8,192文字
最大画像寸法1辺8,192px(15枚以上の場合は4,096px)

また、重要な制約として以下が挙げられます。

  • 画像はuserメッセージ内でのみ使用可能。systemassistantメッセージに含めると400エラーが返されます。
  • 画像を受け付けるのはビジョンモデル(deepseek-v4-flash-vision-exp)のみ。他のモデルに送ると400エラーになります。

Anthropic API・Responses APIとの互換性
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OpenAI互換エンドポイントに加え、Anthropic互換の /messages エンドポイント(base_url=https://api.deepseek.com/anthropic)でも同モデルへの画像入力がサポートされています。またOpenAI互換のResponses APIでも利用可能で、いずれも同じ3種類の画像入力方法と同一の制限が適用されます。


まとめ
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deepseek-v4-flash-vision-expは、OpenAI・Anthropic双方の形式に対応したマルチモーダルモデルです。インライン埋め込み、外部URL、Files APIという3つの柔軟な画像送信手段と、詳細な制限仕様が公式ドキュメントとして整備されており、実際のシステム組み込みを想定した実用的な設計が確認できます。

筆者の見解: 1リクエスト最大600枚・Files API経由では合計200 MiBまでの画像入力が可能という仕様は、大規模なバッチ処理ユースケースを意識したものと読み取れます。詳細なトークン計算ツールについては元記事内のToken & Token Usageページへの誘導があるため、詳細は元記事を参照ください。


出典: Vision | DeepSeek API Docs

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